当たり前ですが市販の縮毛矯正はオススメ致しません。
わざわざ記事にしようかとても迷いましたが
「なぜ市販ではダメなのか?」
と聞くと数秒間があります。
そうなんです。なぜダメなのかはそこまで浸透していないのが現実なのです。
なのでわかりやすく!だからやらない方がいい!と言うのを書いていきます。
目次
そもそも市販の薬を家でやる場合は縮毛矯正ではなくストレートパーマ
液を買ってきてそれを髪の毛に塗り流してまた塗る。
当然、アイロンで熱を入れれば縮毛矯正の理論は成り立ちますが。
果たして前と後ろに均一に熱を入れることは可能ですか?
基本的に誰でもできるよう薬の強さがめちゃくちゃ強い!
プロとの一番の差はここです。
当然薬を塗り分けられません。
根元から毛先まで全て同じ薬で塗ることは考えられません。
なぜならダメージレベルはどうでしょうか?
毛量は毛先と根元はどちらが多いでしょうか?
と言うように1種類の薬でやれば必ず毛先に負担がかかります。
アイロンの熱の入れ方も極めて大事。
薬を塗って流しての工程でアイロンを使わない場合はあまり関係ないかもしれませんが。
アイロンの熱の入れ方によって仕上がりはかなり変わってきます。
前は出来るけど後ろはできない。
ご自分からムラを作っているイメージです。
なのでオススメは絶対にしません。
アフターケアはしっかりできていますか?
施術をした後のアフターケアはしっかりとできていますか?
薬をつけると言うことは髪の毛がアルカリ性に傾きます。
それをしっかり酸性領域まで戻すことができなければずっとダメージした状態になります。
アフターのトリートメントがとても大切なのです。
以上が大まかに市販の縮毛矯正のデメリット。
ただ、市販で買えると言うことはそれだけ需要があると言うことでもあります。
何がそんなにいいのか。調べました。
まずはコスト面。
安さが一番の魅力らしい。
クオリティーより安さ。と感じている方がいるのもまた事実。
リスクを負っても安い方が良い。
1回1500円でまかなえるらしいです。
もし仮にサロンでの縮毛矯正、トリートメントで合わせて2万円。
かける頻度を半年に1回とするとそうでしょう?
20000÷6=3333
1回約3333円。どうでしょう?
もし仮に1年に1回でしたら1666円
もっと頻繁にかけるよ!と言うことはそれだけ癖がきになると言うことになるのでおそらくご自分では手に負えない。
なのですでにサロンに行っている。仮説です。
次に多いのが時間。
予約を入れ3時間程度サロンにいるのが疲れちゃう。
サロンに行く時間がない。
当然美容師側も見直さなくてはいけないと思います。
将来時短で縮毛矯正ができる日もくるでしょう。
3時間を飽きさせない努力もしなくてはいけませんね。
ご自宅でやってもアイロンを抜いても1時間はかかる。
アイロンを入れたら2時間弱はかかる。
それを考えるとどうやってもプロにお願いした方が良いと思いますが。。。
衣服につかないようにとか匂いの問題もあると思いますし。
真っ直ぐなりすぎる、サラサラになりすぎる質感が嫌だ。
この理由も入ってくるようです。
前髪や毛先の丸みという部分ですね。
現代の技術で十分にコントロールできますね。
そのために毛先と薬を分ける必要があります。
結果的に何が言いたいかと言うと。
美容師の立場から言うと市販の縮毛矯正をオススメすることはできません。
良い結果を生むことが少ないから。
髪の毛を綺麗にするお仕事なので逆のことはなるべく避けたい。
これが本心です。
1度きりだったら良いでしょう。
その考えを捨てなければなりません。
毎日毎日の積み重ねです。
綺麗な髪は1日にしてならず。
今日も一生懸命美髪を作ります。
コメント