本日のテーマは「１つの髪の毛がどうやって綺麗になるのか」。について。
Instagramでも日々掲載しておりますが１つ１つ工程別にしっかり解決していきます。
髪が綺麗になるのには理由がある
１、カウンセリング
まず大事なことは今の髪の状態がどうであるかを理解し、お客様と共有すること。
多いか少ないか、柔らかいか硬いか、細いか太いか。それに加え履歴がどうなっているか、ダメージがあるかなど事細かな情報は全て髪が物語っています。
それをしっかりと自分の中で感じ取り説明することが大事になります。
２、状態チェック
この髪の状態で言えば
・癖が強い
・髪は多くない
・どちらかと言えば軟毛、細毛
・ダメージしやすい
・パサつきやすい
とたくさんあります。その中で薬剤選定をしていくわけです。
髪の毛に対してどうゆうアプローチをしていけばいいのか。髪の毛は千差万別。1人として同じ薬剤はありません。
３、薬剤選定
薬剤選定で大事なのは強さ、効かせる場所、放置タイム、塗布量。がメインです。
どの薬をどこにどれくらいの量、どのくらい放置するかです。
それに加え前処理材のトリートメント、中間処理でのダメージコントロール。
この工程こそが縮毛矯正では一番大事な工程です。次のアイロンよりも大事です。
４、アイロン
１つ前の工程により薬剤の効き具合が決まります。
アイロンの施術では「熱量」がとてもポイントになります。根元と毛先とでは毛の密度が違うし薬の効き具合も変わってきます。
癖が強いところにはしっかりプレスをしていくこと、毛が繊細なところには少ない熱量でしっかりと決めること、毛先など丸みが必要なところにはアイロンワークで丸めること。
場所によって使い分けていきます。ここは技術と経験です。
５、仕上がり
１つの髪の毛をしっかりと仕上げればこれくらい綺麗になります。
いい縮毛矯正の条件として個人的にこだわりがあります。
・しっかりと癖が伸びていて艶がある。
・触った感じがとても柔らかい。コテで巻ける。
・自分での扱いがとても楽。乾かしただけで決まる。朝のスタイリングに時間がかからない。
最低限これくらいは必要になるでしょう。
人から見て褒められる髪の毛。自分でも納得のいく髪の毛を皆様も作りましょう。
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