
本日のテーマは「パーマ落とし」
パーマをかけたけど飽きてしまった。イメージと少し違った。自分でのスタイリングが難しい。
そんな経験をしたことはありませんか?
そこを1発で解決しかける前の状態に戻してしまおうという企画です。
写真付き、工程説明付きで解説しながら進んでいくのでもしパーマスタイルでお悩みの方は参考にして下さい。
カウンセリング共有事項
Before

まずはBeforeのお写真を。カウンセリングが何より大事な項目となります。
今回のお悩みとしてはまずリセットして手触りを良く、綺麗なワンカールに戻したい。
パーマに飽きてしまったので一度戻したい。膨らんでいる状態を抑えたい。
なので一番シンプルなパーマ落としのパターンですね。
お客様からのご要望を聞いたうえでスタイリスト側は薬剤のイメージを固めます。
根元の髪の毛は元々癖毛なのでやや強めの薬剤の選定。
中間はパーマ履歴がありダメージも少しあるので強過ぎず弱過ぎず。パーマが残ってしまっては意味がないのでそこは塗り方、塗布料、ストレッチングという技術でアプローチ。
毛先はワンカールのオーダーなのでパーマをあえて残します。
なのでトリートメントメインの薬剤で少しだけ矯正剤を入れます。
基本的に放置目安は20〜25分。
施術の過程
同じように気になるのが施術中の状態。
これがまず1液後でアイロン前です。
1液で結合が切れている為少し広がっている状態。この状態が正常なので心配無用です。
ここからアイロンで生え癖を直しつつツヤを出す作業をしていきます。
アイロンは5mmから1cmスライスで均一に熱を入れていきます。右に生えている髪は左に。
下に生えている髪は上になど意外と立体的で本来あるべき場所に戻してあげる必要があります。

アイロン後の状態がこちら。綺麗に整列されました。
色々なやり方がありますがとにかく丁寧に。顔まわりや前髪はかなり繊細な作業になるのでアイロンの入れ方がとても大事です。
カットは先にある程度切り、縮毛矯正後に再度しっかりと整えるイメージです。

トリートメントの重要性と仕上げ
アイロンで綺麗になったところで2液という再結合の薬を付けていきます。
この2液がないと再結合ができないので形状記憶が出来ません。
そして最後にトリートメント。
よく聞かれるのがトリートメントは必要なのですか?上のランクのものがいいのでしょうか?
PRINCIPEに通っていただいているお客様からはあまり受けない質問ですがよく目にします。
結論から言うと「アルカリ性の薬を使ったら早い段階で弱酸性領域まで戻した方が良い」
これがトリートメントをした方が良い理由。
どうしても施術を行う上で薬剤は使います。使うことが悪いことではなくその後が大事。
もしやらないと傷んだままの状態で日常生活を行うことになります。
毎日の熱処理、摩擦、乾燥、紫外線などなど。意外と日常に潜む敵は多いのです。
高いトリートメントをした方が良いのか?と言う問いに対しては自分の価値観。
安めのプランのものと比べてどれくらい効果を実感できるのかを明確に出来ればやる価値もあると思いますしそこを見せるのも美容師の仕事の1つ。
もし迷っているのであれば美容師さんに相談してみても良いかもしれません。
高いには高いなりの理由があると思うので。
こだわりの仕上がり
それでは仕上がりの写真です。まとまりのある綺麗な質感になりました。

最後に技術のこだわりを書いておきます。
傷まない、真っ直ぐなり過ぎない、当日シャンプーOK。
1液に関しては縮毛矯正では命とも言える薬剤選定です。
15種類以上の中からお客様の髪質に合わせて細かく配合していきます。
塗布量、放置タイム、塗る箇所。これを徹底的に配合していきます。
次にアイロンワーク。熱を入れ過ぎてしまうと硬くなりシャキーンと真っ直ぐになりすぎてしまいます。
入れなさすぎると癖が伸び切らないのでここも注意が必要です。
トリートメントは前処理、中間処理、後処理の徹底。
やる前には良い状態からスタートする為にトリートメント。
薬剤にトリートメントを混ぜてダメージ緩和。
弱酸性領域まですぐの戻すための後処理。これも徹底します。
そうすると内側から結合を変えることができるのでいわゆる傷まない、真っ直ぐなりすぎない、当日からコテで巻けてシャンプーも出来るという夢のような縮毛矯正が可能になります。
これがパーマ落としの極意。ぜひ今の髪の毛に飽きた方や質感を変えたい方はご相談ください。
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