かける前に注意!ブリーチ縮毛矯正って本当に出来るの!?

最近とてもオーダーが多いブリーチの縮毛矯正。ブリーチの縮毛矯正は本当にかけられるのでしょうか?

一言で「ブリーチ矯正」と言っても様々です。どういう髪ならばかけられるのか、何に注意すればいいのかなどパターン別で詳しく書いていきます。

ブリーチ4回。バッサリカット。ブロンドボブ

Before

After

ブリーチ4回に縮毛矯正をかけるのは昔の感覚で言うと自殺行為です。笑

まず大事なことは髪の毛の現状がどうであるかしっかり把握すること。どれくらい体力が残って言いるか、薬にどれくらい耐えられるかと言うことを見極めなくてはいけません。

この髪の場合体力はほぼありません。しかし30cm以上切れるので毛先のダメージは無くなります。次に大事なのはボブである以上毛先をなるべく内巻きにしなくてはなりません。

・薬剤選定は弱めでじんわり。

・根元と毛先で薬剤を徹底的に分ける。

・前処理などのトリートメント処理は本当に徹底する。

これで対応できます。難易度は超S級です。

ブリーチ矯正、質感調整、美シルエット補正

Before

After

このパターンは先ほどとは変わり質感調整です。質感調整とはメンテナンスで見た目と手触りを綺麗にすると言うことです。根元のダメージは多少で中間が傷みやすく毛先は完全にトリートメント施術です。熱に強いヒートプロテイン系が望ましいでしょう。

アイロンの熱はじんわりです。ドライの前はクリームタイプのアウトバストリートメントが良いでしょう。成功の鍵は根元と中間の質感を馴染ませることです。

これさえ出来れば見た目も手触りもとっても綺麗になりますね。

ブリーチによるハイダメージ+ハイライトでのダメージ過多

Before

After

ここまでの施術例よりも群を抜いてハイダメージです。ブリーチ+ハイライトなのでハイライトのところはとてつもなくダメージしております。

大切なことはそのハイダメージの部分に合わせて施術をするのかその他のところに合わせるのかです。ハイライトの部分に合わせて施術をしていけば他の部分の質感が少し乱れます。

その他の部分に合わせればハイライト部分はダメージに耐えられなく切れてしまいます。

結論から言うとハイライト部分のところに合わせハイライト部分だけトリートメント剤で保護していくと言う結論になります。とっても手間がかかる施術。しかしこれが一番綺麗になります。

それ以外の問題はそこまでないのでハイライトの部分のみ細心の注意が必要です。

ブリーチ縮毛矯正とカラーの同時施術

Before

After 

縮毛矯正だけでもシビアなのにカラーも同時にできるの!?と思いますよね。やり方次第です。他にも髪の毛のダメージレベルとやりたい色のよります。

根本的な考えとして髪を綺麗にするのが最優先のはずです。無理して質感を乱れさせるのはあまりオススメしません。出来るのであれば3日間間隔を空けることをオススメします。

・お客様の履歴のデータがしっかりあること

・髪の毛にまだ同時施術が出来る体力があること

・カラーがトーンダウンであること

それが全て揃えば同時施術ができます。

以上がブリーチ縮毛矯正の4パターンとっても難しいですがこれがブリーチの縮毛矯正の極意。

まとめ

・ブリーチ毛に縮毛矯正はかけられる。

→髪の毛の残りの体力次第、髪の毛に対してのデータ(履歴を持っているか)

・宿毛矯正をするときにはしっかり美容師を選ぶ

→経験値、理論、技術が必要不可欠です。

・カラーと同時施術はあまりおすすめではない

→髪を綺麗にすると考えたときには同時施術はあまり好ましくはありません。3日明けられるとベストです。

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