本日は「今の時代の縮毛矯正」に関して書きます。
時代によって流行りがあるのと同じように縮毛矯正も薬剤の進化により変わっていくものなのです。
目次
縮毛矯正のここが違う。昔と今。
1、まずは仕上がりが全然違います。
まっすぐなりすぎない。
従来の縮毛矯正のようにピーン、シャキーンとはなりません。
自然で柔らかい仕上がりになります。
これは薬剤の進化とともに理論的なこと、考え方の進化によるものです。
特に前髪ではすごく重要なことですよね。
2、痛むという感覚はもうない。
縮毛矯正というと間違いなく連想されるのが傷むということ。
薬剤を使うので傷まないとは中々表記できません。
しかし実感値としてはほとんどありません。
髪質改善という位置付けでもできると思ってます。
これは間違いなく薬剤の進化によるものが大半です。
なぜ傷んでしまうのかを考えればその逆算をしていけば綺麗な髪になりますよね。
それが実現可能になりました。進化って素晴らしい。
3、コテで巻けない、パーマをかけられないということももうない。
こちらもよく言われますが柔らかい質感に仕上げる為巻けないということはありません。
巻きの持ちが悪くなるということもないのです。
むしろ髪の毛の内部の結合が整うので巻きやすくなるかもしれません。
このようにいくつか今と昔の縮毛矯正では変化があります。
これをまだまだ知らない方も多いです。
それを伝えるのが美容師さんの役目ですね。
縮毛矯正でヘアケアが出来る。
嘘のような本当の話。もちろん理由があります。
1、縮毛矯正では髪の毛の内部の結合を整えることが出来ます。
どういうことかというと綺麗なストレートの髪の毛の断面が丸だとしたら癖っ毛の方の断面は楕円なのです。
縮毛矯正ではその楕円を綺麗な丸に近づける作業ができます。
当然トリートメントでも出来るものはありますが一時的なものが多く、同じようなお悩みに数週間後また直面してしまいます。
なので根本的な髪質に悩んでいる方はまずは結合を整えることをオススメ致します。
2、終わった後のトリートメントは当然!大事なのは前処理と中間処理。
そうなのです。施術を終えしっかりとトリートメントをすることは当たり前で多くのサロン様がやっているとは思います。
しかし大事なのは前処理、中間処理も後処理と同じくらい大事だということ。
簡単に言うといい状態から常に作業を始めましょうということです。
1液を塗る前、アイロンを入れる前と良い状態からスタートすることで仕上がりも変わってくるのではないかと思っています。
3、ホームケアが楽になる。
今まで頑張ってやってきたホームケア。
一生懸命やっているのに、良いケア剤を使っているのに髪の毛が綺麗にならない。
それは内部の結合が整っていないからという理由が大半ですね。
「誰の髪の毛も綺麗になる可能性はある」
とうことです。
どんなに良い処理剤を使おうがあくまで表面へのアプローチにすぎません。
大事なのは内部。ということですね。
縮毛矯正をかけたお客様は家でのケアが見違えるほど楽になったという方も多いです。
オイルの使う量、髪の毛を乾かす時間、朝のスタイリング時間。
こんなに簡単な問題だったんだ!と驚かれる方も多いです。
縮毛矯正とは?今の時代のヘアケアです。
これが答えになります。
傷む、まっすぐなり過ぎる、コテで巻けない。という
昔のようなネガティブなイメージも払拭できる時代に入ってまいりました。
お客様によって薬剤選定をしっかりすること。
前処理、中間処理、後処理をし、良い状態から全ての施術を始めること。
内部の結合を変えてあげるとホームケアも楽になること。
癖が気になる方だけでなく広がりやダメージが気になる方にも有効です。
ぜひ皆様の美髪へのお手伝いをさせて下さい。
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